葬儀の流れ

086745c家族の一員が亡くなられると、通夜や葬儀のために様々な準備を行わなければなりません。
病人がまだ健在のうちではそうした準備は避けたい気持ちがありますので、いざ亡くなられたら何をしたらよいか分からないのが実情です。

そこで簡単に死亡から葬儀までの流れを追ってみました。

危篤・臨終

家族・親戚(3親等)に連絡します。医師より臨終を告げられたら近親者にて末期の水をとります。その後、平成記念館へ搬送車の手配、菩提寺僧侶に連絡をして下さい。

死亡診断書

死亡診断書は医師が作成します。病院以外で亡くなった場合は、医師又は警察の死亡確認が必要です。

遺体搬送

病院・施設から自宅・会館・安置場所へ搬送致します。

遺体安置・枕経

布団を用意して故人を北枕に安置し枕飾りをします。枕飾りとは、三つ具足(香炉・花立・燭台)お水・一膳飯・枕団子のことです。準備ができましたら菩提寺住職に枕経をしていただきます。

葬儀日程・打ち合わせ

葬儀日程を寺院さまと決めていただき平成記念館担当者と葬儀内容(祭壇・お柩・会葬礼状・香典返し料理等の数)などを打ち合わせします。

火葬許可証

市区町村が交付してくれます。火葬・埋葬には許可証が必要です。死亡診断書・認め印が必要です。手続きは平成記念館が代行します。

湯灌・納棺

専門の湯灌士が清め・旅支度・化粧・納棺までのすべての事を行ってくれます。湯灌とは納棺の前にご遺体の汚れを清めるための儀式です。ご遺族は棺の中に入れてあげたいものを準備します。

自宅出棺

通夜の2時間前に会館に到着するように自宅より出棺します。ご遺族のみなさまも出棺に向かいます。

通 夜

通夜は一般に午後6時から7時頃はじまります。宗派や地域によって多少異なりますが一般的には次の順で行われます。
1. 参列者入場着席
2. 導師入場
3. 開式の辞
4. 読経
5. 焼香
6. 読経
7. 喪主・施主のあいさつ
8. 導師退場
9. 閉式の辞

葬儀・出棺

葬儀の式次第は宗派や地域によって多少異なりますが一般的には次の順で行われます。
1. 参列者入場着席
2. 導師入場
3. 開式の辞
4. 読経・引導
5. 弔辞・弔電奉読
6. 焼香
7. 親族あいさつ
8. 導師退場
9. 出棺退場
8. 出棺準備
10. 葬列・出棺

火葬・骨あげ

火葬場到着後、ご遺族・会葬者は
1. 最後のお別れ 棺のふたを開け故人の周りを花で飾りお別れをします。
2. くぎ打ち 火葬場の職員が4箇所くぎを打ちます。皆さんで少しづつ打ち最後は遺族の方4名で最後まで打ちつけます。
3. 焼香・茶毘 火葬場祭壇で焼香をします。焼香後、遺族は棺の後ろにつき炉前に進み茶毘となります。
4. 骨あげ 火葬にかかる時間は1時間~1時間半ぐらいです。その間ご遺族・会葬者は控室で待ちます。
火葬が終わりましたら収骨室へ行き骨あげを致します。

納 骨

地域によって多少異なりますが富士・富士宮地区では、当日納骨する習慣があります。当日に納骨しない場合は自宅の後飾り祭壇にお骨を安置し49日法要までに納骨を行います。埋葬するときは菩提寺または墓地の管理事務所に埋葬許可証を提出します。埋葬許可証がないと埋葬できませんので、お骨といっしょに保管し忘れないように注意してください。

法 要

当日の納骨前後に本堂参りがございます。その際、初七日法要・49日法要を取り越して行う場合がございます。

精進落し

斎場または墓地・菩提寺から会館に戻りまして初めに手や体を塩で清め遺族・親戚・親しい方やお世話になった方に感謝の意を込めて飲食にておもてなしを致します。

解 散

精進落としが終わりましたら遺族の方は自宅にもどります。その後、平成記念館の担当者も遺族の自宅に伺い後飾りのお手伝いと今後のご説明をさせていただきます。

まずはお気軽にご相談ください

0545-53-1194