Q&A

Q.葬儀の日程はどのように決めればいいのでしょうか?

葬儀の日程は、僧侶や神官の都合や火葬場の空き具合、遠方からの親族の到着などを考慮して決めます。
たとえば火葬場は時間帯によって混雑しますが、午前の早い時間、午後の遅い時間なら比較的にすいている場合が多いです。
ちなみに、富士市の火葬場では、友引と元旦が休業日になります。
他の地域の火葬場でも正月三が日、友引は「友が死に引く」という迷信から休業日となっている所が少なくありません。

Q.危篤の状態であることを医師から告げられたら、知らせる範囲や方法を教えてください。

知らせる相手

    1. 家族や近親者(大体3親等位までが該当する範囲になります)3親等とは?
      例に挙げれば両親や妻子、親しい付き合いのある親族、兄弟姉妹、祖父母、孫、
      配偶者の両親や兄弟姉妹そしておじおば、おい、めい
    2. 本人とのつながりの深い友人や知人など私的な関係者
    3. 勤務先、学校、関係団体など公的な関係者
      但しこれはあくまで目安ですから、なにより第一に本人が会いたがっている人に連絡をすることです。
      又、限られた時間の中で出来るだけ多くの方が、お別れできるように、医師に、死期が迫っている事を告げられた段階で、万一に備えて住所録の抜粋をされるとよいでしょう。

知らせる方法

  1. 電話での連絡が一番
    連絡の際の注意点
    ※緊急ですので、深夜や早朝であってもなるべく早く連絡を行うこと
    ・たとえ相手の方が目上の人でも失礼に当たりません
    ※挨拶などは最小限にとどめ手短に用件のみを伝えること
    ・危篤者のいる場所の住所、電話番号、病院名(科名・病室番号も)、交通機関、道順
    ・病状
    ・いつ頃来て欲しいのか
    などと話し「○○が危篤になりました。一目会っていただけませんか?」と伝えます
    よくある事で相手が電話(携帯電話でも)に出ない場合は、留守番電話にメッセージを残した時刻を
    用件と共に録音してください。
    又臨終に立ち会えなかった家族や近親者、友人、知人などの方に亡くなられた後連絡する場合、
    あらゆる関係者にすぐに連絡することが大変難しい上に、かえって相手の方の負担になる場合もあります。
    すぐに知らせるグループと通夜、葬儀の日取りが決まってから知らせるグループと分けましょう。

Q.亡くなられた後まず何をすればよいのですか?

一般的な例

  1. 末期の水
    「死に水」とも言い、死者が生き返ることを願う気持ちと、あの世で乾きに苦しまないようにとの思いを込めた風習です。
    一般的には割りばしの先に脱脂綿とガーゼを白糸でしばりつけたものや新しい筆の穂先を茶碗の水に浸して唇を軽く湿らせます。
    病院で亡くなられた場合は、看護師が用意してくれる場合が多く、又病院で行わず自宅に戻ってあらためて行う場合もあります。
  2. お知らせする人
    危篤の時と伝える人は一緒ですが、あらゆる関係者にすぐに連絡することが大変難しい上に、かえって相手の方の負担になる場合も多々あります。
    ですから、すぐに知らせるグループと、通夜、葬儀の日程が決定してから知らせるグループと二つに分ける事と故人に知人が多く連絡を取るのが大変な場合、仕事関係者や学校関係者、趣味の関係者など連絡する人をグループ化して代表者2~3人のひとにおねがいするのをお勧めします。
    突然の不幸でないのであれば、予め連絡する人のリストをつくることがベストです。
    例えば
    【亡くなったことをすぐに連絡する人】
    【通夜、葬儀が決まってから連絡する人】
    ※連絡する方が多ければさらに細かく仕事関係者や趣味や友人のグループに分け代表者を数名ずつ選びだし、
    それぞれのグループにその人から連絡をお願いするようにしましょう。
  3. 連絡の仕方
    簡潔に用件のみを伝えるといっても、いきなり「○○が亡くなりました。」と切り出しても、相手の人も混乱してしまいます。
    落ち着いて、ゆっくりはっきりとした口調で、自分の名前を名乗ってから伝えましょう。
    ・例えば妻が知らせる場合
    「○○の家内の○○でございます。夜分遅く申し訳ございません。
    主人の○○は本日午後11時45分に○○病院にて亡くなりました。取り急ぎお知らせいたします。」
    ※故人の知名度・社会的地位が高い場合や社葬の場合
    ・新聞に死亡広告を出す
    理由
    ※関係者の範囲があまりにも広くすべての人に声をかけるのが不可能な場合が多いために
    広告代理店や葬儀社を通して、新聞社に依頼します。
  4. 菩提寺、宗派の確認
    通常、葬儀は故人が生前に信仰していた宗教・宗派で行います。
    菩提寺等が分からない時も、例えば、お仏壇があれば中を確認すれば宗派の特定ができます。
  5. 遺体の搬送手配
    病院で亡くなられた場合、そこから自宅に運ぶか、通夜・葬儀を行う式場に直接運ぶことになります。
    葬儀社が決まっていれば連絡して寝台車で運びます。
    まだ決まっていなければ、病院に出入りの葬儀社(搬送業者)を紹介してもらう事も出来ます。
    ちなみに、平成記念館では(病院・施設等~ご自宅・会館)(ご自宅~会館)(会館~火葬場)の搬送料は一切かかりません。

Q.葬儀の費用はどのくらい掛かるのでしょうか?

葬儀の費用は、葬儀社によってさまざまなので、まずはこちらの予算と希望を告げて見積りを出してもらいましょう。
こうしておくと金銭的トラブルを未然に防げます。どの項目にどんなものが含まれるのかをよく見て検討し、納得した上で決めます。
わからないことは、納得のいくまでたずねてみましょう。